フレッシュネスアルゴリズムとは、SEO(検索エンジン最適化)において、ウェブページの新鮮さを測定するアルゴリズムの一つです。
現在の検索エンジンは、常に最新の情報を提供するために、新しい記事や更新されたコンテンツを優先的に表示する傾向にあります。つまり、新しい情報を提供するウェブページが、より高いランキングを獲得する可能性が高いという事です。
この記事で紹介しているプラグインを使用すれば、更新日時が古いWordPressの記事を自動的に更新することができるようになりますので、結果としてサイト全体的の検索順位の底上げに貢献できるかもしれません。
このプラグインを使って、ブログ運営を効率化してみてください。
フレッシュネス対応プラグインの紹介
フレッシュネスプラグインは定期的に記事を更新するプラグインです。
WordPressの定期的に処理を実行するwp-cron.php
を使用していないため、脆弱性を突かれ悪意ある攻撃を受ける心配もありません。
仕組みを簡単に解説しますと、アクセスをトリガーとして定期的に最終更新日時が古い記事(最終更新から30日経過した記事)をチェックし、該当記事があればアップデートする、といった簡単な処理をおこなっています。
ただ、本質的には記事の内容が変わったわけではなく、更新されているように見せかけるだけのプラグインですので、効果がなかった場合や順位が下落してしまった場合は即座にご使用をお控えくださいませ。
動作環境
項目 | バージョン |
---|---|
WordPress | 5.0.0 |
PHP | 5.6.0 |
MySQL | 5.6.0 |
サンプルコード
function update_posts_periodically() {
// 実行間隔を10分に設定
$interval = 10 * 60;
// 現在時刻と最終実行時刻を取得
$current_time = current_time( 'timestamp' );
$last_run_time = get_option( 'last_run_time' );
// 実行間隔が経過しているかどうかを確認
if ( $current_time - $last_run_time >= $interval ) {
// 最終実行時刻を更新
update_option( 'last_run_time', $current_time );
// 更新日時が古い順に1件だけ記事を取得
$args = array(
'post_type' => 'post',
'post_status' => 'publish',
'orderby' => 'modified',
'order' => 'ASC',
'posts_per_page' => 1,
'date_query' => array(
array(
'column' => 'post_modified',
'before' => '30 days ago'
)
)
);
$query = new WP_Query( $args );
if ( $query->have_posts() ) {
// 取得した記事を更新
while ( $query->have_posts() ) {
$query->the_post();
$post_id = get_the_ID();
wp_update_post( array(
'ID' => $post_id
) );
}
}
wp_reset_postdata();
}
}
add_action( 'wp', 'update_posts_periodically' );
プラグインのダウンロード
Update Posts Periodically Plugin Download
1 ファイル 2.64 KB
プラグインの有効化方法
- メニューからプラグインを選択
- 新規追加
- プラグインのアップロード
- ファイルを選択(zipフォルダを選択)
- 今すぐインストール
- プラグインを有効化
まとめ
このプラグインを使うことで、30日以上更新されていないWordPressの記事を自動更新し、常に最終更新日時を最新に保つことができるようなります。
記事更新の手間を省き、ブログ運営の効率化につなげたい方は、ぜひこのプラグインを導入してみてください。